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【噂】楽天MT4口座の評判が悪い?メリット・デメリット総まとめ

更新日:

日本国内でも大手ネット証券の楽天証券は、メタトレーダー4を使った自動売買サービスをかなり早い段階から提供しています。

その楽天証券のFX取引口座は「楽天FX」と「MT4」と2種類あります。

「楽天のMT4口座はおすすめできない、といった評判をネットで見たけど本当はどうなの?」
「これら2つの口座の違いは?」

と不明瞭な点が少なからずあるはず。

それぞれの口座のスプレッドや取扱い通貨ペア数の違い等を分析しながら楽天MT4の真実を検証していきます。

この記事を読めば、楽天MT4のメリット・デメリットがすべて理解できるようになるので、国内FX口座でMT4の利用を検討中の方はぜひ最後までお読み下さい。

>> 楽天証券の詳細情報・公式ページへ

楽天FX(通常口座)とMT4口座の概要を比較

まずはじめに「楽天FX」と「MT4」の口座スペックを比較していこうと思います。

各口座のスプレッドや取扱通貨ペア数、最低取引単位数といった取引要項について調べてみました。

取扱通貨ペア数ごとのスプレッド比較表

取り扱い通貨ペア数は楽天FXが26通貨ペアに対し、楽天MT4は22通貨ペアとなっています。

通貨ペアごとのスプレッド数値を下表にまとめました。

通貨ペア スプレッド
楽天FX
(26通貨ペア)
楽天MT4
(22通貨ペア)
ドル/円 (USD/JPY) 0.2 0.5
ユーロ/円 (EUR/JPY) 0.5 1.1
ポンド/円 (GBP/JPY) 1 2
豪ドル/円 (AUD/JPY) 0.7 1.2
NZドル/円 (NZD/JPY) 3.9 2.8
ランド/円 (ZAR/JPY) 1 1.2
カナダ/円 (CAD/JPY) 3.9 2
スイス/円 (CHF/JPY) 5.9 2.8
香港ドル/円 (HKD/JPY) 2.9 取扱なし
SGドル/円 (SGD/JPY) 4.9 取扱なし
Nクローネ/円 (NOK/JPY) 3.9 取扱なし
トルコリラ/円(TRY/JPY) 6.8 6.8
中国人民元/円(CNH/JPY) 1.8 取扱なし
メキシコペソ/円 (MXN/JPY) 0.5 0.7
ユーロ/ドル (EUR/USD) 0.4 0.6
ポンド/ドル (GBP/USD) 1 1.2
豪ドル/ドル (AUD/USD) 1.9 1.2
NZドル/ドル (NZD/USD) 4 2
ドル/スイス (USD/CHF) 5 1.6
ポンド/スイス (GBP/CHF) 5 3.6
ユーロ/ポンド (EUR/GBP) 4 1
ユーロ/スイス (EUR/CHF) 5 1.6
豪ドル/スイス (AUD/CHF) 7 2.4
NZドル/スイス (NZD/CHF) 8 2.8
豪ドル/NZドル (AUD/NZD) 12 2.8
ドル/カナダドル (USD/CAD) 1.6 2
ジュン
MT4口座は通常の楽天FXと比べると取引量の多い人気通貨ペアほどスプレッドが広いことがわかります。

最低取引単位数

最低取引単位数とは、トレードする際の取引単位のことで通常「10,000通貨単位=1Lot」です。

楽天証券では、楽天FX、楽天MT4双方とも「1,000通貨単位=0.1Lot」からの取引が可能です。

取引単位が低ければ、必要証拠金が少なくて済み、少額の手元資金で取引ができるメリットがあります。

例えば1ドル=100円の時にレバレッジ25倍で取引したケースだと…

  • 10,000通貨単位の取引なら最低4万円程度の資金を要する
  • 1,000通貨単位の取引であれば4,000円程度の資金があればOK

ということになります。

取引数量上限

上限取引単位数とは、1度でどれくらいのLot数を発注できるかという「1回の最大注文数量」のことです。

楽天FXと楽天MT4とも200万通貨単位となっています。

1万通貨単位で「1銭(pips)動くと100円の損益」が発生します。

200万通貨単位だと「1銭(pips)動くと20,000円の損益」が発生することになります。

ジュン
上限取引単位数に近い大量Lotで運用したいという方は稀かと思います(大量の資金かつリスキーなので)。

普通に取引する分であれば上限取引単位数は気にする必要はないでしょう。

注文方法・自動売買

楽天FX、楽天MT4で使える注文機能を以下の表にまとめました。

多少使える注文機能に差がありますが、基本的なものは網羅しているので双方とも利便性に問題ないでしょう。

楽天FX 楽天MT4
  1. ASストリーミング注文(2ウェイプライス)
  2. ストリーミング注文(2ウェイプライス)
  3. 指値、逆指値注文(シングルリーブオーダー注文)
  4. IF-DONE注文
  5. OCO注文
  6. IF-OCO注文
  7. 全決済注文
  8. 通貨ペア全決済注文
  1. 成行き注文(新規・決済)
  2. ストリーミング注文(2ウェイプライス)
  3. 指値・逆指値注文(新規・決済)
  4. IF-DONE注文
  5. IF-OCO注文
  6. ワンクリック注文
  7. トレーリングストップ注文
ジュン
楽天MT4は上の注文機能に加え、EAによる自動売買も可能。

自分自身のテクニカル戦略に沿ったトレードを自動で柔軟に行いたい方はMT4口座のほうがメリットがあります。

取引ツール

楽天FX、楽天MT4で使える取引ツールはそれぞれ下表のとおりです。

  楽天FX 楽天MT4
PC マーケットスピードFX MT4
楽天FX-WEB
スマートフォン iSPEED FX

取引で楽天スーパーポイントが貯められるか?

楽天FXと楽天MT4では取引することで楽天スーパーポイントが貯まるのでしょうか?

ジュン
ちなみに楽天スーパーポイントとは、楽天グループのサービスを利用した際にポイントが貯まる制度のこと。

貯まったポイントは1ポイント1円として楽天の各種サービス内で使えるのでかなりお得です。

日頃から貯めている方も多いのではないでしょうか。

結論から言いますと、楽天FXはこのポイントプラグラムが適用され、楽天MT4は対象外になります。

楽天FX:取引量に応じて楽天スーパーポイントが貯まる。
楽天MT4:楽天スーパーポイントは貯まらない。

楽天FX以外にも株式投資の取引でもポイントが貯まります。

各対象商品ごとの獲得できるポイント数を下表にまとめました。

対象商品 / サービス 獲得ポイント
楽天FX 10枚(10万通貨)ごとに1ポイント(MT4は対象外となります)
国内株式
(現物・信用)
手数料100円ごとに1ポイント
米国株式 手数料100円ごとに1ポイント
中国株式 手数料100円ごとに1ポイント
投資信託 残高10万円ごとに4ポイント※
個人向け国債 買付金額3万円ごとに1ポイント
日経225先物取引
(ラージ・ミニ)
手数料100円ごとに1ポイント

取引で貯めたポイントは楽天グループをはじめ、楽天証券内で株投資や先物等への投資に回すことも可能です。

クイック入金対応状況

楽天FXとMT4口座も同様のクイック入金を利用できます。

対応銀行は以下のとおりです。

【クイック入金対応状況】

三菱UFJ銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
ジャパンネット銀行
楽天銀行
ゆうちょ銀行 -
住信SBIネット銀行
セブン銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
口座概要の特徴とまとめると…
スペック自体は楽天MT4よりも楽天FXに分があることがわかります。

これらを踏まえた上で、楽天MT4の魅力は何なのか次の章で分析してみようと思います。

楽天MT4口座のメリット6つ

以下に、楽天MT4を利用する際に考えられるメリット6つを列挙してみました。

  1. 国内大手ネット証券でMT4を利用できる安心感がある
  2. 株式投資や投資信託といったFX以外の取引をする方には便利
  3. 最低1000通貨単位から少額取引ができる
  4. レート操作無し!インターバンク直結のNDD方式で透明性の高い取引ができる
  5. VPSサービスで24時間EAの運用が可能
  6. 大手ネット証券だから実現できた国内取引サーバ環境

詳細情報を以下で紹介していきますので、各項目ごとに見ていきましょう。

1. 国内大手ネット証券でMT4を利用できる安心感がある

海外FX業者だと、名前の聞いたことのないような運営会社だったり、資金管理の不透明感が否めず、どうしても不安がつきまといますよね。

日本国内の業者であれば情報公開もしっかりしていて、大体の情報はネットで調べられるので安心です。

楽天証券は、日本国内で唯一MT4を提供している大手ネット証券です(ゴールデンウェイジャパンのFXTFも日本の業者ですがネット証券ではありません)。

知名度の高い楽天グループという安心感と世界標準の取引ツール「MT4」を利用できるのはポイントが高いです。

2. 株式投資や投資信託といったFX以外の取引をする方には便利

FXのほかにも日本株式・外国株式、投資信託、先物、NISAなど多彩な金融商品を取り扱っています。

口座開設しておけば、MT4以外にもシームレスに取引が行える環境が整っているのは強みです。

3. 最低1000通貨単位から少額取引ができる

前述の通り楽天証券は1000通貨単位で少額取引が可能です(楽天MT4・楽天FXともに)。

約4000円(1ドル=100円時)程度の手元資金で取引できることになります。

ジュン
最近は楽天証券以外にも1000通貨単位で取引できる業者は多いので、楽天証券だけの強みということはありませんが、最低要件を満たしているという意味でメリットになるかと思います。

4. レート操作無し!インターバンク直結のNDD方式で透明性の高い取引ができる

楽天証券ではメタトレーダー4を使った取引でも、通常のFX取引同様にNDD(No Dealing Desk)方式を採用しています。

トレーダーを苦しる要因となるディーラーによるレート操作は一切ありません。

そのため、いつでも透明性の高いトレーダーにとって有利なレートでの取引が提供されています。

低取引コストな上に信頼性の高いレート表示が魅力的です。

5. VPSサービスで24時間EAの運用が可能

楽天証券ではVPS(Virtual Private Server)サービスを口座残高が50万円以上の方に無料、口座残高が50万円以下の方には月額3,000円で提供しています。

VPSサービスはメタトレーダー4のEA用に用意されたサーバーを使えるサービスです。

このサービスを利用すればPCの起動をしていなくても24時間EAを稼働させておくことが可能となっており、外出時なども安心です。

6.大手ネット証券だから実現できた国内取引サーバ環境

楽天MT4口座のデメリット5つ

メリットは多い楽天MT4ですが、それなりにデメリットも存在しています。

楽天MT4の考えらるデメリットについても調査してみました。

1. 取引しても楽天スーパーポイントが貯まらない

楽天MT4は、取引量に応じて楽天スーパーポイントが付与される「取引で貯まる!お得なポイントプログラム」の対象外です。

楽天FXや楽天証券での取引では楽天スーパーポイントが貯まるのですが、楽天MT4で取引しても楽天スーパーポイントは一切貯まらないので注意しておきましょう。

詳しくは当ページ上部の「取引で楽天スーパーポイントが貯められるか?」の段落で詳しく解説しています。

2. スプレッドが広い

MT4取扱業者ごとの主要通貨ペア別スプレッドは以下の表のとおりです。

業者名 米ドル円
スプレッド
ユーロ円
スプレッド
ユーロドル
スプレッド
楽天MT4 0.5 1.1 0.6
ゴールデンウェイ・ジャパン 0.1 0.4 0.2
XM 0.1 0.6 0.1
AXIORY 0.4 0.4 0.3
FOREX.com 1.5 2.0 1.5
アヴァトレード・ジャパン 1.2 1.9 1.3
ジュン
楽天MT4は少しスプレッドが広いイメージがありますね。

スプレッド値だけを見れば狭い順に、

  1. XM
  2. ゴールデンウェイ・ジャパン
  3. AXIORY
  4. 楽天MT4
  5. アヴァトレード・ジャパン
  6. FOREX.com

という順番になります。

スプレッドを重視する方には楽天MT4はあまりおすすめできません。

3. スワップポイントが低い

MT4取扱業者の買いスワップを表にまとめました。

業者名 米ドル円
楽天MT4 72円
ゴールデンウェイ・ジャパン 83円
XM 52円
AXIORY 52円
FOREX.com 70円
アヴァトレード・ジャパン 0円

楽天FXよりもスプレッドが狭い&スワップポイントが高い通貨ペアが多いため、お得に取引できます。

楽天MT4のスワップ金利は他の外資系業者よりも高めに設定されていますが、業界最高レベルというわけではありません。

スワップ狙いを積極的にするというならゴールデンウェイ・ジャパンの方が適しています。

※上表の数値は2020年1月6日時点のものです。スワップポイントは毎営業日変動しますので参考程度に捉えてください。

4. 通貨ペア数が少ない

取り扱い通貨ペア数は下表のように楽天MT4は他社と比べて多くない方です。

マイナー通貨を取引したいという方はほかのFX業者を選ぶ方がよいでしょう。

MT4取扱業者名 通貨ペア数
楽天MT4 22通貨ペア
ゴールデンウェイ・ジャパン 30通貨ペア
XM 57通貨ペア
AXIORY 61通貨ペア
FOREX.com 84通貨ペア
アヴァトレード・ジャパン 54通貨ペア

米ドル円やユーロ円、ポンド円、ユーロドル・・・といった一般的なメジャー通貨だけしか取引しない、という方であれば楽天MT4でも特に問題ないでしょう。

5. 将来的にMT4口座が利用できなくなるリスクがある

楽天証券は過去に米国資本のFXCMジャパン証券を買収し、経営統合していく過程でFXCMジャパン証券が提供していたMT4サービスを(仕方なく)残しただけ、という経緯があります。

ジュン
現状MT4口座に関する情報提供も少なく、公式サイトやWEB上のマーケティングでもMT4口座をプッシュしていません。

状況を鑑みるに今後MT4口座自体がなくなるリスクは拭い去れませんね。

楽天MT4をおすすめできる人

では、どのような人にとって楽天MT4がおすすめなのか、ここでしっかりチェックしていきましょう。

ネット証券のサービスと併用したい方

今後、ネット証券のサービスを利用する予定のある方にとっては、楽天証券にMT4口座を持っておくのもありです。

その理由として、

・証券口座←→FX口座(MT4口座)間の振替がしやすい
→すなわち資金管理(資金移動)がしやすい

からです。

FX、株式、NISA、外国株投資などの金融商品を取引する際に資金の移動を楽に行えるメリットがあります。

楽天のサービスが大好きな方にもおすすめ

「楽天MT4の口座を持つ=楽天証券の口座を持つ」ことになるのですが、せっかく楽天証券を利用するなら「楽天スーパーポイント」の制度を使っておいて損はありません。

貯まった楽天スーパーポイントは、国内株式や投資信託の購入に充当することも可能です。

楽天スーパーポイントを貯める方法は下記のように様々。

楽天ポイントを貯める方法は多彩

  • 楽天系サービスでの買い物や旅行でポイントが貯まる。
  • 株式投資や投資信託の取引でポイントが貯まる
  • 楽天銀行の「ハッピープログラム」との連携でポイントが貯まる
  • 国内株式手数料コースを「超割コース」にすると取引手数料の1%をポイントバック
  • 月末の投信残高に応じてポイントが貯まる
  • 投信積立の引き落し方法に楽天カード決済に設定すると設定学に応じてポイントが貯まる

先に述べたとおり、楽天MT4を利用することでポイントが貯まることはないのですが、楽天グループのサービスを普段から使っている方は、これらのポイント制度はとことん使ったほうがお得に活用できます。

とにかく安心・安全性を求めている人

やはり日本国内の大手ネット証券というだけでも安心できます。

なぜならFXを生業とする国内業者は、

  • 海外業者と違って顧客保護、経営情報の開示がしっかりしている
  • 財務健全性が高い業者しかFX業を運営できない。
  • 日本の法律で顧客資産が守られている。

という理由があるためです。

FX会社や証券会社は金融商品取引法で、自己資本規制比率の120%以上の維持が義務付けられています。
参照:総合取引参加者の自己資本規制比率 | 日本取引所グループ

自己資本規制比率は高いほど財務健全性が高いです。

楽天証券は300%以上の自己資本規制比率を常にキープしているので、高い安全性が証明されています。

海外FX業者を利用するのに抵抗のある方は楽天MT4を選択する余地は大いにあります。

MT4だけを使いたい人にはおすすめできない

反対に、楽天MT4をおすすめできない人は、

「MT4口座だけを利用したいトレーダー」

です。

その理由としては、

  • 楽天MT4は言うほど取引条件が良くない
  • MT4だけなら海外FX業者の方が高スペック
  • 国内FX業者に限って見てもFXTFをはじめとして他社のほうが好条件

と言えるからです。

よって結論としては、

ネット証券でMT4を使いたい方にだけ楽天MT4はおすすめできる

ということができます。

まとめ

今回は、楽天MT4口座のメリット・デメリット、楽天FXとの比較をして解説してみました。

最後に、楽天MT4の特徴をまとめてみます。

主なポイントは以下の3点です。

  • 楽天MT4は楽天FXのスペックよりも劣っている
  • 取引環境や安全性は優れている
  • ネット証券のサービスと併用したい方にはおすすめ

「海外FX業者より国内FX業者でMT4を利用したい」
「他の楽天サービスを普段から使っている」

という方は、利便性の面からも楽天MT4を利用する価値があるでしょう。

>> 楽天MT4の口座開設をしてみる

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